平成26年3月14日14:00より、第6回理事会を理事総数26名中、全員の出席をいただき開催しました。
冒頭、金井会長からアベノミクスによる景気の恩恵は大手荷主企業が中心となっており、当業界の細部には到底及んでない。燃料高騰による運賃転嫁(サーチャージ)を始め、消費税、書面化、運転者不足など目の前に課題が山積している。去る3月8日(土)に京都選出国会議員と懇談の場を設け、前述の当業界における課題を申し述べた。等々あいさつの後、議事に入りました。
当日議案として、
第1号議案 会員の新規加入・退会について
新規加入8社、退会2社を報告、合計934会員を承認いただきました。
第2号議案 平成26年度事業計画(案)及び収支予算書(案)の承認について
入会金及び会費の額並びに納入方法の承認について
新定款では事業計画と収支予算の決定は当理事会による旨の説明後、新年度事業の特色として、適正化巡回指導400件、悪質事業者の指導強化、車種外無免許防止啓発品作成、エコタイヤ助成創設、トラックの森、点呼ツール作成、健康診断助成充実 等々、一方でセーフティー達成賞廃止などを説明後、承認されました。
第3号議案 エコタイヤ導入補助金交付要綱(案)の承認について
第4号議案 陸上貨物運送事業労働災害防止協会京都府支部
①平成26年度事業計画(案)及び収支予算(案)の承認について
従来より陸災防京都府支部の運営実態は、トラック協会が人的物的資源の多くをを提供しており、制度改正によりトラック協会は昨年4月から新たなガバナンスにより、当陸災防支部は従来からの依存体質の見直しが早期に求められている。その一環として、多大な経費を要するフォークリフト技能講習は新年度以降休止するなど既に承認をいただき、事業的には大幅縮小での提案をしました。何れも承認されました。
第5号議案 京都府トラック運送事業政治連盟
①平成26年度事業計画(案)及び収支予算(案)の承認について
②寄付金の額並びに納入方法の承認について
議案説明後、金井会長より、当業界が抱えている課題の多くは政治に関する案件が少なくなく、今後、政治連盟の必要性・重要性を説明しました。何れも特段のご意見無く承認されました。
第6号議案 平成25年度運輸事業振興助成交付金に係る事業計画及び資金計画変更書について
年度当初予算より、実施された事業について変更された項目を説明後、承認されました。
報告事項
(1)平成26年度第1回理事会の開催について
日時:平成26年5月19日(月)14時00分
場所:「京都府トラック協会研修センター」
(2)通常総会の開催について
日時:平成26年6月18日(水)14時00分
場所:「ウェスティン都ホテル京都」
(3)運行管理者基礎講習(会員限定)の開催について
(4)先進環境対応型ディーゼルトラックの導入補助について
(5)会費滞納事業者の対応について
上記報告事項の後、以下のご意見がありました。
同業者間取引において低運賃の影響もあって社会保険に加入してないケースが見受けられる。適正化実施機関として、加入を促すべきではないか。また先日、京都市内でCNGトラック普及のシンポジウムが開催されたが、現時点ではCNGタンクは6年間で廃棄処分となり新たなタンクと入れ替えるなどコスト高である。その様な取組には賛同できない。