平成26年9月24日14:00より、新都ホテルにおいて京都府高速道路交通安全連絡協議会による優良事業所・運転者表彰および秋季交通安全講習会を開催しました。当日は、優良事業所として5社、優良運転者として50者の方が表彰を受けられました。
当協議会金井会長からは、高速道路はまさに経済産業活動を支える動脈として、切り離しては考えられない状況になっており、一方で高速道路における交通事故死者数は、残念ながらいずれも4年連続の増加となりました。その内容も追突など前方不注意を原因とする事故が多く、尊い生命が奪われています。今後とも、関係ご当局のご指導と皆様方のご理解により、さらに事故防止に取り組んでまいる所存と挨拶しました。
来賓の京都府高速道路交通警察隊福島隊長からは、京都府下の高速道路における交通事故の発生状況の報告、総体的に事故件数は減少傾向にあるものの死亡事故は平成22年より増加している。 中でも特に追突事故が目立っており、管理者の皆様にはスピードの出し過ぎや車間距離に余裕のある運転指導を心掛けてほしい。と説示されました。
秋季交通安全講習会では、(一社)日本自動車タイヤ協会の西川智宏氏より、「タイヤの保守管理について」と題して、交通事故とタイヤの関わりについてご講演いただきました。
日本自動車タイヤ協会の業務の中で、交通事故を惹起した際、警察当局による検査依頼や鑑定等の協力要請がある。これはタイヤ空気圧を始めとする管理者の「管理注意義務違反」の裏付けを第三者的立場で行うものである。
事例として、高速道路を走行中に空気圧や偏摩耗が原因でタイヤがバーストして多重事故事例(裁判例)を示されるなど分かり易いご説明をいただきました。
26京高安第5号
平成26年8月12日
会員殿
京都府高速道路交通安全連絡協議会
会長 金井清治
優良事業所・運転者表彰式並びに秋季交通安全講習会の開催について(ご案内)
時下、益々ご隆昌のこととお喜び申し上げます。
平素は、協議会運営に深いご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、交通事故防止策につきましては各種講習会・研修会の実施、また安全運転に係る資料等を作成配布するなど事故防止活動を推進いたしております。
つきましては、「秋の全国交通安全運動」期間中に事故撲滅を一層推し進めるため下記により優良事業所・運転者表彰式並びに交通安全講習会を実施することといたしました。
諸事ご繁多の折りとは存じますが、運行・整備管理者・ドライバー等多数ご出席されますようご案内いたします。
記
◎日時:9月24日(水)午後2時
◎場所:“新都ホテル”
京都市南区西九条院町17℡075-661-7111
◎内容:
〔表彰式〕開会
被表彰事業所・運転者発表
表彰状授与
あいさつ
会長 金井清治
京都府警察本部高速道路交通警察隊 隊長 福島暢哉殿
〔講習会〕
◆講演:“タイヤの特性について(仮題)”
講師:西川智宏氏 (一社)日本自動車タイヤ協会
※時節柄、軽装でお越し下さい。