高速道路における不正通行防止のための注意喚起について
各都道府県トラック協会あて
公益社団法人全日本トラック協会
平素は当協会の業務運営に種々ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、標記につきまして、神奈川県警察本部より別添のとおり通達が発出されました。
今般、高速自動車国道等を通行する際に、車軸自動昇降装置(リフトアクスル)機能とETCシステムを悪用して、「特大車」であるトレーラを「大型車」と誤認識させ通行料金の支払いの一部を免れる不正行為をした運送事業者が摘発されました。
この不正行為は、車軸自動昇降装置機能を利用して、高速道路の入口料金所手前で後前軸を上げて、3軸の大型車としてETCレーンを通過し、特大車料金との差額を不正に得ていたものです。
同行為は、犯罪であることはもちろん、3軸走行している間、後後軸1軸には軸重制限をはるかに超過した荷重がかかり、軸やハブの破損につながり重大事故の要因となります。
つきましては、貴協会におかれましても本趣旨をご理解のうえ、リフトアクスルトレーラを所有の傘下の会員事業者に対し、同種の犯罪防止と交通事故防止の観点から注意喚起を行うよう、周知徹底方をお願い申し上げます。
高速道路における不正通行防止のための注意喚起について