平成26年11月12日14時より、新都ホテルにおいて、「法令遵守セミナー」を開催しました。当日は、当協会トラック運送事業経営者および管理者中心に110名を超える参加を得て開催しました。
開催に当たり荒木副会長からは、景気は大手荷主企業を中心に、緩やかな回復基調にあるといわれているが、実体経済を見ますと私どもトラック運送業界の実感としては、極めて厳しい経営環境下にあるものと認識している。
その様な状況にあって、本日のセミナーは「生産性向上のための情報化支援」をテーマとしております。情報化に取り組み、生産性を向上し業務の効率化を推進するとともに人材不足対策等の参考にしていただくため、全日本トラック協会と共催で本セミナーを企画した。等々の主催者挨拶の後、講演に入りました。
講師の近代経営システム研究所 代表取締役 森高 弘純氏からは、
①情報化支援による業務効率化
②事業者の導入支援希望の高い機器類の事例紹介
③原価計算シート利用要領
上記のテーマについてお話を頂戴しました。情報化支援による業務効率化については、このたび、全日本トラック協会が作成した「中小トラック運送事業者のITベスト集」を教材にご説明いただきました。燃料高騰によりサーチャージ分の運賃値上げを訴えたいところであるが、成功事例として共通するものとして物流を通じて荷主付帯業務等の最適化等を提案できる様な取組が必要である。その様な荷主との信頼を得ることが重要と解説しました。
また、原価計算シート利用要領として簡単なエクセルシートを活用することにより、自社車両のランク別コストを把握することができる。簡単な仕組みなので是非活用していただきたい。
※当日説明されたエクセル形式の原価計算シートファイルを森高先生のご厚意により下記に公開します。
法令遵守セミナー案内文書
法令遵守セミナーのご案内
【テーマ:生産性向上のための情報化支援セミナー】
時下、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、当協会運営に格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、景気は回復基調にあるものの、トラック運送業界の実感としては燃料高騰や運転者不足等により、極めて厳しいものと認識いたしております。
今回は、昨年度、全日本トラック協会が実施した「トラック運送事業における情報通信機器等の活用に関するアンケート」において事業者の導入支援希望の高い機器類を中心とした導入事例を紹介いたします。更に全日本トラック協会が作成し、ホームページに掲載している原価計算シートの利用要領についても説明をいたします。
トラック運送事業者が情報化に取り組み、生産性を向上し業務の効率化を推進するとともに人材不足対策等に対応するため、下記のとおり、生産性向上のための情報化支援セミナーを企画致しました。
諸業務ご繁多の折とは存じますが、是非ご参加下さるようご案内申し上げます。(参加対象:経営者および運行管理者とします。)
記
(1)日時・場所
平成26年11月12日(水)14:00~16:00
於)新・都ホテル 京都市南区京都駅八条口℡075-661-7111
※上記会場の駐車場は限りがあります。会場へは、公共交通機関をご利用ください。
(2)研修内容 ①情報化支援による業務効率化
②事業者の導入支援希望の高い機器類の事例紹介
③原価計算シート利用要領ほか
講師:森高弘純氏(㈱近代経営システム研究所代表取締役)