平成26年10月9日に近畿運輸局管内の一般乗合旅客自動車運送事業の運転者が覚せい剤を所持していたため、奈良県警にに逮捕されました。当該運転者は過去に薬物使用後に千葉県から大阪府まで旅客を乗車させて運行していたとの報道もありました。
運転者が薬物等を使用した状態で運行することは、輸送の安全を確保できない危険な状態となります。
このような行為を繰り返さないためには、貨物自動車運送事業者に対しても安全意識の浸透、安全風土の構築のための取り組みを強化する必要があると思われます。
そこで、近畿運輸局京都運輸支局では貨物自動車運送事業者を対象に薬物等使用防止講習会を開催しますので、諸業務ご繁多の折とは存じますが、是非ご参加下さるようご案内申し上げます。(参加対象:安全統括管理者又は常勤役員若しくは統括運行管理者他)
記
(1)日時
平成27年1月28日(水)【午前】9:45~12:00(受付9:15~)
平成27年1月28日(水)【午後】13:30~15:45(受付13:00~)
(2)会場
京都自動車会館5階
(3)講習内容
①「薬物乱用とその背景」
近畿厚生局麻薬取締部 寺崎調査総務課長殿
②「薬物の使用防止について」
京都府警察本部刑事部組織犯罪対策第三課指導係係長 辻警部補殿
③「健康管理マニュアルの活用」
京都運輸支局検査整備・保安部門 森本運輸企画専門官殿