平成27年3月16日13:30より、第4回理事会を開催しました。当日は24名の理事、監事1名、相談役2名の出席をいただきました。
理事会に先立ち、去る2月8日に逝去された清水文雄監事に哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。
冒頭、金井会長より3月3日付け清水敏夫理事から理事の辞任届が提出され受理をした結果、理事定数25名となることを報告しました。続いてアベノミクスは東高西低。原油価格も年明け50ドル割れから上昇と再下落となっている。春闘相場では大手は4000円程度のベア合意と伺っているが、我々には到底無理である。この4月より運行記録計の装着義務の拡大が実施されるが、運行管理、労務管理で極めて困難な時代に突入する。荷主、労使共にこの難題に取り組んでいきたい。等々の挨拶の後、議事に入りました。
第1号議案 会員の新規加入・退会について
新規加入 7社 退会 8社 合計938会員(賛助会員・特別会員含む)が承認されました。
第2号議案 役員選考委員会の結果報告について
役員選考委員会の藤田周士副委員長より、2回の選考委員会において検討した結果、8名の理事会推薦理事候補と2名の監事候補を提案しました。また、支部推薦の基準を支部会員の平均値とする方向で見直すこととしました。(平均値:940社 ÷ 8支部 = 117.5社)何れも原案どおり総会に上程することで承認されました。これに伴い、各支部からの来期の推薦理事候補者を概ね4月中にご報告いただく様要請しました。
第3号議案 トラック協会課題検討特別委員会の結果報告について
協会運営上の重要課題について検討するため、「課題検討特別委員会」を設置し、会長から同委員会に対応策の検討を諮問、2月に同諮問内容を専門委員会(交通対策、環境対策、労務)において検討結果を報告し、新年度予算への反映した内容を当該事業担当の荒木、上田、今井副会長より報告しました。
①「適性診断」、「運行管理者講習」に係る受講料助成の見直し
受講料助成の見直しは時期尚早であり、現行の助成を継続すべき
②「低公害車導入促進助成」に係る「新長期」規制適合車導入助成の見直し
「新長期」規制適合車の導入助成は廃止し、新たな助成に振り向けることが適当
③「ASV装置導入助成」の見直し
「ASV装置導入助成」については、廃止することが適当
④運行記録計(タコグラフ)導入助成の創設
運行記録計(タコグラフ)の導入を誘導する助成制度の創設が適当
⑤フォークリフト運転技能講習に係る受講料補助の創設
フォークリフト運転技能講習について、受講料の一部を助成することが適当
⑥初任者研修に係る受講機会の拡大及び受講料補助
初任者研修について、受講機会の拡大とこれに合わせた受講料の助成が適当
⑦運転記録証明書取得費用負担に係る期間の拡大
運転記録証明書について、年間を通じて協会が取得費用を負担することが適当
上記のスクラップ&ビルド事業を説明、来年度事業に反映させることで承認されました。
第4号議案 〔一般社団法人京都府トラック協会〕
① 平成27年度 事業計画(案)及び収支予算書(案)の承認について
② 入会金及び会費の額並びに納入方法の承認について
前述の協会事業のスクラップ&ビルドを反映させた事業計画を説明後、提案どおり承認され平成27年度事業計画は決定をしました。
第5号議案 〔陸上貨物運送事業労働災害防止協会京都府支部〕
① 平成27年度 事業計画(案)及び収支予算(案)の承認について
② 規約改正の承認について
第6号議案 〔京都府トラック運送事業政治連盟〕
① 平成27年度 事業計画(案)及び収支予算(案)の承認について
② 寄付金の額並びに納入方法の承認について
③ 規約改正の承認について
第7号議案 平成26年度運輸事業振興助成交付金に係る事業計画及び資金計画変更書の承認について
第5号、第6号、第7号議案についても原案どおり承認されました。
報告事項
(1) 定款第27条に基づく業務報告について
(2) 平成27年度 第1回理事会〔決算関連〕の開催について
日 時:平成27年5月22日(金) 13時30分
場 所:「京都府トラック協会 研修センター」
(3) 通常総会の開催について
日 時:平成27年6月17日(水)14時00分
場 所:「ホテルグランヴィア京都」
(4) 平成27年度 理事会の開催予定日について
第2回 平成27年 6月17日(水) ※総会当日(新役員選任後)
第3回 平成27年 8月 (要調整) ※就任・退任者参加
第4回 平成27年10月16日(金) ※通常
第5回 平成28年 3月16日(水) ※予算関連