平成27年9月16日(水)13時30分から、新・都ホテル(京都市南区)において「優良事業所・運転者表彰式並びに秋季交通安全講習会」を開催しました。
金井清治協議会会長からは、「9月21日から30日まで秋の全国交通安全運動が実施される。より一層事故防止に取り組んで頂くことをお願いする。本日は、優良事業所並びに他の模範となる優秀運転者の方々を厳正に選考し、2社の事業所とドライバー23名の方々を表彰した。
高速道路は、7月18日に京都縦貫自動車道が全線開通され、経済産業活動の動脈として自動車輸送を切り離しては考えられない。しかし、高速道路に於ける交通事故は、発生件数、死者数いずれも4年連続の増加となっている。中でも、高速道路上での「人対車」の事故が増えている。高速道路上での事故は、一般道と比べて被害は甚大なものとなるため今一度、運行管理・整備体制を更にチェックしていただき、事業用自動車から交通事故は絶対起こさないと、決意を新たにしていただきたい。」などのあいさつがされました。
続いて、京都府警察本部 高速道路交通警察隊 副隊長 岩本和彦様から「全国的には事故件数は減少傾向にあるが、京都府下を見ると増加しており、人身事故・多重(複数)事故等である。高速道路では、週末夜間から早朝に掛けて発生しており、「疲れ!!」や「まさか!!」が原因と考える。これからは、日が暮れるのが早くなり発見が遅くなるので、・高齢者・反射材の活用・全席シートベルトの着用・飲酒運転の排除等協力願う。」などのあいさつをいただき、講演へと移行しました。
講師として、加藤金也様( (一社)日本自動車連盟 京都支部)をお招きし、「危険予知について」と題し、ご講演をいただきました。
「危険予知をすることで、未然に事故を防ぐことができる。多くの予測が出来れば出来るほど事故を防止することができる。事故は、交差点、カーブ、歩行者や自転車の行動をより観察することが必要である。」ことが、DVD等を活用し、出席者参加型で分かり易く講話をいただきました。
◇優良事業所表彰受賞:株式会社アースカーゴ、田中運輸株式会社
◇優良運転者表彰受賞:〔敬称略〕
株式会社アースカーゴ〔中嶋和彦、梶谷信一、谷本政洋、田中祐一、平田純二〕
田中運輸株式会社〔大谷一雄、成田篤紀、吉村賢三〕
内藤運輸株式会社〔上田剛史、各務広一〕
株式会社マルイ美術〔笹岡 透、岸本庄司、小濱竜太郎、濱名一洋、細川行雄、村田明雄、
藪下啓介、渡邊典満〕
京阪京都交通株式会社〔沖野 務、武内隆行、加藤知巳、阪根将貴、若林 純〕