安全性優良事業所に対して近畿運輸局長が表彰状を授与

「貨物自動車運送事業安全性評価事業」、いわゆる「Gマーク制度」は、トラック運送事業者による交通安全対策等の取組を評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定する制度ですが、全日本トラック協会が認定するこのGマークを、10年以上の長きにわたって受けて来られた事業所に対し、近畿運輸局長から表彰状が授与されました。

 この表彰制度は、一昨年10月に自動車運送事業に係る監査方針や行政処分基準等が改正され、悪質な法令違反等に対する厳しい姿勢が打ち出される一方で、法令遵守や安全対策に熱心に取り組む事業所には、インセンティブとしてこれを顕彰しようというもので、昨年度の各運輸支局長表彰に続き、今年度は運輸局長から表彰状が授与されるものです。

  第1回目の近畿運輸局長表彰は、近畿2府3県の14事業所に贈られることになり、11月9日(月)、近畿運輸局で表彰式が挙行されました。

 京都府からは、(株)アースカーゴ、日通舞鶴運輸(株) の2社が受賞されることになり、代表の(株)アースカーゴの西畑義昭社長に天谷直昭局長から表彰状が授与されました。

 表彰式において、天谷局長からは「Gマークの認定事業所は全国で約2万1千事業所、近畿では約3千2百事業所であるが、10年以上の長きにわたって認定を受けてこられた受賞各社は、正に事業者の模範であり、業界の牽引者であるので、これからも一層のご尽力をお願いしたい。」との挨拶が、また、来賓として出席された坂本克己大ト協会長からも、「受賞された各社の日頃のご努力に敬意を表する。引き続き業界のリーダーとして頑張っていただきたい。」との激励の言葉が述べられました。

 最後に、受賞者を代表して北陽運輸機設(株)の振津健士総務部主任から謝辞が述べられ、表彰式は終了しました。