平成27年11月21日(土)、「トラックの森づくり」事業を開催しました。
これまで排気ガスの軽減対策として、低公害車の導入やエコドライブの推進など、業界は取り組んできておりますが、自然環境を守ることの重要性を考え、平成23年度から始めた事業であり、本年度で5年目を迎えました。
当日は、一般市民の子ども達27名を含め48名と当日の運営をサポートするスタッフを入れた総勢110名は、爽やかに晴れ上がった秋空の下、銀閣寺山国有林一帯の「トラックの森」において、植樹やひこばえ切りなどの林業体験、木の
枝を使った工作や木製ベンチづくりなどに取り組みました。
法然院の総門前で開会式を開催し、藤田副会長(環境対策担当)は、本事業は①「環境を守る」、②「歴史や伝統を守る」、③「自然の素晴らしさを知ってもらう」ことを目的としていること、平島環境対策委員長は、アイドリングストップ等を行う「エコドライブ」に取り組んでいるが、その取り組みから一歩進んで環境を積極的にきれいにしていくことを目的とした取り組みであることを含めたあいさつをされました。引き続いて京都大阪森林管理事務所山崎所長からもあいさつをいただき、全員で「トラックの森」を目指し銀閣寺山に登りました。
午前中は、鹿の害を防ぐために張り巡らされた防護ネットの中で、これまでに植えた苗木のひこばえ切りや新たにアカマツの植樹作業に汗を流し、午後からは、現地で間伐された檜の丸太を使って3基のベンチづくり、木の枝を組み合わせたクリスマスリースづくり、森のクイズ大会などで楽しい一日を過ごし、最後に京都府トラック事業青年協議会の宮本会長による閉会挨拶で事業を終了しました。
作業に使う資機材の運搬や林業体験の補助役として、青年部会と女性部会の方々や関係者にお世話いただき、参加者全員ケガもなく、無事に事業を終えることが出来ました。