京ト協 平成28年新年祝賀交歓会を開催

 平成28年1月13日(水)、ホテルグランヴィア京都において、お招きした関係官庁等からの来賓の方々をはじめ、総勢220名が参集し「平成28年 新年祝賀交歓会」を盛大に開催しました。

 開会冒頭、金井清治京都府トラック協会会長から「我々運送業界を苦しめて参りました燃料価格の高騰がようやく沈静化してきた。しかし、アベノミクスの効果はまだまだ十分には届いていない。近年では、人手不足と車両不足が顕著となり、なかなか明るい展望が見えてこない。その中で、業界の課題である長時間労働の縮減に取り組むことが必要となり、現在開催している取引環境・労働時間改善京都府地方協議会で協議を行っていく。また、再開した課題検討特別委員会において、業界のイメージアップ方策や人材確保対策や公益への認定取得の是非等それぞれの方向性を示していただきたいと思っている。更に運行管理者等の指導講習について、協会自らが認定機関として申請準備を進めている。」との抱負が語られました。

ご来賓の方々を代表し、門川大作京都市長様「トラック業界はあらゆる経済産業活動の基盤である。諸課題がある中でエコドライブ、エコカーの導入またトラックの森づくりなど社会貢献活動を行っている。ドライバーの確保や安全性の確保は大変であり重要である。業界が持続可能で発展していただくことを願う。」天谷直昭近畿運輸局長様より、「経済は人・物・金が動いて成り立つが、その中で安全性の確保をお願いする。安全性の確保ができなければ根幹を失うこととなる。一丸となって取り組んで頂きたい。また長時間労働の縮減、適正取引の環境改善など労働条件の改善が重要となる。トラック業界は、国民生活・産業活動を支える重要な社会インフラであり、また災害時の支援物資の輸送など社会的な基幹産業である。国土交通省としても協力をしていきたい。」とのご祝辞をいただきました。

 また、生長眞人京都労働局労働基準部長の発声で懇親会が開宴され、和やかなムードの中で歓談が行われました。最後に、今井茂雄副会長から、「トラック業界は多くの課題を抱えている。その課題を一つ一つ解決していくよう取り組んで行きたい。今後とも会員各位のご協力をお願いしたい。」旨の閉会の辞が述べられました。