平成28年9月21日(水)11時から賀茂川右岸(出町柳~加茂大橋:京都市上京区)において、「平成28年秋の全国交通安全運動スタート式」が開催されました。
京都府警察音楽隊の演奏とカラーガード隊の演技ではじまり、京都府交通対策協議会の山田啓二会長(代理:京都府府民生活部部:西川定彦部長)から「交通事故は全体としては減少傾向にあるが、8月には「交通死亡事故多発警報」が発令されることとなった。少しでも交通事故を減少させるため皆様の協力をお願いする。」門川大作京都市長(代理:くらし安全推進部:芳賀正昭部長)
からは、「京都市内においても交通死亡事故は減少している。平成24年に祇園・亀岡市において悲惨な事故が発生した。交通安全基本条例を施行し市民や観光客の交通安全確保等に取り組み、京都市は世界一の安心・安全なまちづくりを目指している。」坂井孝行京都府警察本部長(代理:片山 勉交通部長)からは、「交通死亡事故が昨日現在42名となっており、前年度時期と比べると17名減少している。しかしその半数は高齢者となっており、薄暮時から深夜の横断中の事故が多発する傾向にある。今後も飲酒運転の撲滅等に取り組み、また一人ひとりの安全意識の向上を図っていただけるよう啓発していきたい」とのそれぞれの立場であいさつがされました。
京都府交通対策協議会では、◎運動の基本は〔子どもと高齢者の交通事故防止〕、運動重点として、◇「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、◇「後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、◇「飲酒運転の根絶」、等々とし、『京の秋 ゆとりとマナーで 事故防止』を運動スローガンに掲げ、特に「交通事故死ゼロを目指す日」を9月30日(金)とし、『秋の全国交通安全運動(9/21~9/30)』がスタートました。
当日は、京都府「まゆまろ」京都府警察「ポリスマロン」のマスコットキャラクターと「京都市立鶴山保育所」の園児をゲストに迎えて愛らしい「交通安全宣言」が行われました。
続いて、賀茂川右岸の会場近くでは、京都府警音楽隊とカラーガード隊、平安騎馬隊や、京都府交通対策協議会の構成メンバーや地域の交通ボランティア関係者多数により、「思いやりで高めよう!京都の交通マナー」と、「交通安全意識の高揚」を啓発するため、啓発グッズの配布を行うなどの活動を行いました。
京都府トラック協会からは、金井清治会長、荒木律也副会長、今井副会長、藤田副会長、事務局が出席しました。