政府が進める働き方改革の一環として、貨物集配中の貨物自動車を駐車禁止規制から除外する取り組みが12月17日(月)、御池通の河原町通りから堀川通り間(京都市中京区)で始まりました。
初日には荒木会長、副会長をはじめ、顧問である繁本 護衆議院議員、京都運輸支局の藤井浩一支局長、京都府警察本部の方々が視察されました。
初日であり、対象区間の集配中の貨物自動車のドライバーに対して、啓発チラシを配り、規制見直しについて周知徹底に努めました。
駐車規制が見直され除外されるのは、御池通の河原町通りから堀川通り間の1570mで、6時~20時までの間となります。京都府警察本部では、車線が多く交通量が比較的少ない、道路幅または車道幅が広いなど、駐車スペースが確保できるなどの理由から、御池通の一部区間を規制対象から外しました。
視察を前に、荒木会長は「バス停や駐車場等による制約はあるものの、集配中のトラックに限り、駐車可能となった。人材不足対策の一つとして期待できる。京都府や京都府警察、地域と協力する一方、業界としても駐車マナーを守り、社会貢献をしていきたい。」とあいさつの後、顧問である繁本議員からも「本日から一部で駐車規制が緩和されたが、京都市全体に広がることが大事である。御池通での試みを成功させると同時に、新しいルールの周知と正しい理解を深めてほしい。また、御池通りだけでなく規制見直しの路線が拡大されることを期待し、要望したい。」と述べられました。